兵庫県知事選挙2021:中川ちょうぞう氏の分析

プロフィールまとめ(Webサイト、Wikipedia等より)

出展:公式サイトWikipedelia

1955(昭和30)年11月30日、兵庫県加西市生まれ

兵庫県立北条高等学校卒業

信州大学経済学部卒業

1979年:鹿島建設に入社。

1980年:公益財団法人松下政経塾入塾(第1期生)。卒塾せずに1年で退塾、2年後鹿島建設に復帰して以降、本社広報室を経て、長らく東京などの大規模な民間都市開発事業に従事。

・政治経歴(確認できたもののみ)

平成13(2001)年:第19回参議院議員通常選挙(東京都選挙区):落選

平成14(2002)年:長野県知事選挙:落選

平成17(2005)年:兵庫県加西市長選挙:当選

平成19(2007)年:兵庫県加西市長出直し選挙:当選

平成23(2011)年:兵庫県加西市長選挙(3期目):落選

平成24(2012)年:大阪市区長公募制度に基づき北区長就任

平成27(2015)年:大阪市長選挙:落選

平成28(2016)年:東京都知事選挙:落選

平成29(2017)年:兵庫県知事選挙:落選

平成29(2017)年:兵庫県神戸市長選挙:落選

平成30(2018)年:兵庫県西宮市長選挙:落選

平成31(2019)年:兵庫県小野市長選挙:落選

現在の肩書等(公式Webサイトより)

一般社団法人兵庫総合研究所 政策顧問

​ 合同会社エヌシーシー代表(情報処理、社会的投資)

早稲田大学パブリックサービス研究所 招聘研究員(公会計、資産経営)

元東洋大学PPP研究センター 客員研究員(公民連携、公共施設マネジメント)

プラチナ構想ネットワーク 特別会員(次世代型まちづくり)


SWOT分析(SWOT分析がわからない方はこちら)

①内的要因:Strength(強み)

自治体首長(兵庫県加西市)の経験があり、市の累積債務の圧縮や税収増、雇用増に貢献するなど、首長としての経験と政治運営手腕はあると思われる。

民間企業経験者であることも、視野の広さに期待できる。

②内的要因:Weakness(弱み)

高齢による衰えなどを理由に今回の立候補を最後の選挙と位置付けている点。確かにかなざわ和夫候補と並んで65歳と年齢面では一番高い。最後の選挙と位置付けることを明言することはマイナスに働かないか?現在では65歳はまだまだ若く、十分に活躍できる年齢であると思われる。

③外的要因:Opportunity(機会)

完全無所属、独立一本独鈷である点。既存政党と切り離されて自由な政治活動が可能な点は推薦母体がいないという事で、氏の理念に影響を及ぼす可能性が極めて低い。外部からの影響力が働かないのは政治の独立性確保につながる。

④外的要因:Threat(脅威)

Opportunityとは逆に支持母体がない事で組織力に頼ることができない点。政治理念、政策、実績だけで選挙戦を戦う為、組織力との戦いに苦戦しやすい。氏の政策や理念をどこまで県民に浸透させるかがポイントとなる。


各種実績:(出展:Wikipedeliaより抜粋、まとめ)加西市長時代に市税収入の10年分となっていた累積債務を実質6年で33%削減。手法としては、経費削減の縮小財政ではなく予算の生産性や効用を見直すことで総人件費の9%削減を達成。教育、子育て、医療福祉、雇用・税収増の分野に税金の優先投入を行い、企業誘致、税収増、雇用増と言う結果を残す。パナソニック加西工場、イオンモール加西北条、コーナン加西店等を誘致。他に市内4か所の産業団地に26社の企業を誘致し雇用増、税収増につなげる。

候補者選びのポイント

考え方はぶれない立候補者。加西市長以外は落選を複数繰り返してはいるが、氏の選挙戦略が一本独鈷である点が組織力の面で不利に働いているという要因が大きいと思われる。加西市長時代の実績は間違いない物と思われる。選挙公約はしっかり読み込んで精査すべき。

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2021年兵庫県知事選に関して書いたアーカイブです。 更新予定は2025年・・・維新の県政を見守ります。