兵庫県知事選挙2021:さいとう元彦氏の分析

プロフィールまとめ(Webサイト、Wikipediaより)

出展:公式サイトWikipedia

1977(昭和52)11月15日生まれ。兵庫県神戸市須磨区出身。

神戸市立若宮小学校卒業

愛光学園中/高等学校(愛媛県松山市)卒業

東京大学経済学部卒業後、総務省に入省。

平成14(2002)年4月:総務省入省、同年10月 三重県に出向

平成15(2003)年9月:総務省大臣官房総務課   

平成17(2005)年4月:同自治財政局公営企業課地域企業経営企画室

平成18(2006)年4月:同内閣官房副長官補付(内政)

平成20(2008)年4月:佐渡市企画財政部長

平成23(2011)年4月:総務省大臣官房企画課課長補佐、同年9月 同大臣官房秘書課秘書専門官

平成24(2012)12月:同自治財政局 地域自立応援課 課長補佐

平成25(2013)年7月:宮城県に出向

平成28(2016)年4月:総務省自治税務局都道府県税課課長補佐 

平成29(2017)年7月:同都道府県税課理事官

平成30(2018)年4月:大阪府に出向(財務部財政課長)

令和3(2021)年3月:大阪府・総務省退職、2021年兵庫県知事選挙への立候補を表明。

経験勤務・経験自治体:省内勤/新潟県佐渡市/福島県飯舘村/宮城県庁/大阪府庁

趣味:読書・ジョギング・寺社巡り。大河ドラマ、お笑い番組視聴。

家族:妻と息子。


SWOT分析(SWOT分析がわからない方はこちら)

①内的要因:Strength(強み)

総務省官僚としての経験及び、地方自治体への出向勤務での自治体政治経験あり。中四国・九州地方を除く多エリアでの勤務経験があり、地方自治体の運営についての感覚は期待できる。プロフィール欄にもどのようなことに取り組んだかは記述してあり、比較的わかりやすい経歴ではある。また、候補者中年齢が一番若い。

②内的要因:Weakness(弱み)

総務省の官僚畑で働いてきたというので当然だが自治体の首長経験はなく、出向以外での最高位は課長職(プロフィールを見る限り)と思われるので、部門単位への指揮能力はあったとしても、県と言う組織運営に関する手腕は未知数。これは氏が持つ能力に期待する。民間企業で言えば、社長経験があるかと言ったところか。ただし、年齢的には課長職を務めていてもおかしくないので、少なくとも実務面での能力に問題はないと思われる。プロフィールを見る限り民間企業経験が皆無と思われるのも判断ポイントか。

③外的要因:Opportunity(機会)

保守分裂選挙により、自民党の支持があること。組織戦の助力となる。

維新の会の支援もある為、組織戦に強みがある。

④外的要因:Threat(脅威)

支持母体である自民党兵庫県連、維新の会への印象。もしこれが良い場合は得票数増加に一役買うが、悪い場合は得票への影響も考えられる。

また、保守分裂の選挙戦が悪い方向に働けば得票に影響が出る可能性がある。


総務省・出向時代を含めた実績

三重県庁での地方勤務

内閣官房副長官補付:官邸会議対応に従事

新潟県佐渡市:総合政策監(がんばる地方応援プログラム若手職員派遣一期生)

内閣官房副長官補付:飯舘村政府現地対策室へ派遣、全村避難後の防犯体制構築

総務省大臣官房秘書課秘書専門官:総務大臣政務官秘書官

総務省自治財政局地域自立応援課課長補佐:定住自立圏構想、地域おこし協力隊の担当

宮城県総務部市町村課長:沿岸市町のマンパワー不足の確保

宮城県財政課長:東日本大震災の復旧・復興事業の予算編成

大阪府財務部財政課長:大阪北部地震、台風21号、新型コロナ対応の予算編成

候補者選びのポイント

官僚畑での勤務経験のみで生きてきたため、民間経験はプロフィールを見る限りは皆無。公務員としての実績は公式サイトのプロフィール欄ページの下部にどのようなことに取り組んでいたかが書いてある。

もう一つ大事なポイントとしては、自治体トップの県政運営の手腕や実力は未知数。公約や、理念などでしっかり確認するのもポイント。

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2021年兵庫県知事選に関して書いたアーカイブです。 更新予定は2025年・・・維新の県政を見守ります。