兵庫県知事選挙2021:かなざわ和夫氏の分析

プロフィールまとめ(Webサイト、Wikipedeliaより)

出展:公式サイトWikipedia

1956年7月4日生まれの65歳(公式サイトでは64歳となっているが今月誕生日を迎えている。

神奈川県藤沢市出身。栄光学園高等学校(神奈川県鎌倉市:23期)卒業

東京大学法学部卒業

1979年(昭和54年):自治省(現総務省)入省

山形県遊佐町助役、熊本県副知事、総務省大臣官房審議官を歴任

2010年(平成22年)兵庫県副知事就任

2021年(令和3年)3月4日、前兵庫県知事井戸敏三の後継指名を受ける形で知事選挙に立候補し、同日付で副知事退任。


SWOT分析(SWOT分析がわからない方はこちら)

①内的要因:Strength(強み)

兵庫県副知事を11年、それ以前は総務省からの出向として4年間勤務の計15年兵庫県での勤務経験があり、県内事情への精通度は高い。また、特段の事件なども見当たらず安定して副知事としての職務を遂行してきたと言えるのではないだろうか。

また、井戸敏三氏の後継指名を受けている点も、知事からの力量や経歴を評価されていると捉えることもできる。

②内的要因:Weakness(弱み)

兵庫県での実務経験がどの程度評価されるかがポイント。

プロフィールを見る限り他県での副知事や助役、審議官の経験はあっても首長経験が無い為、実際にトップに立った際の実力は未知数。期待するしかない。

経歴を見る限り民間企業勤務経験をないため、民間感覚についてどの程度理解があるか。

井戸敏三知事がトップで運営する為、井戸知事に比べて副知事の認知度が弱い点もポイント。

③外的要因:Opportunity(機会)

井戸敏三知事からの後継指名を受けている点。また、県政への批判についても井戸知事が前面に出ていたため、ある意味批判の矢面に立つことがあまりなかったというのもよい点か。

④外的要因:Threat(脅威)

保守分裂選挙となっているため、組織戦の展開力がどの程度かが疑問。

特に、支持している自民党が分裂しているため組織的な選挙戦がどの程度戦えるかが問題。


副知事時代の実績:本人談(神戸新聞記事より抜粋)として、「井戸知事の陰に隠れてサポート役になるため、目立った実績はないが2011年の東日本大震災時に『ボランティア・インフォメーションセンター』を宮城県の東北道に開設したこと。事前に被災地にある社会福祉協議会を訪ね、必要性を説き話をスムーズに通すことができた」との事。

目立つ実績があまりない点は弱みになるが、素直に実績が無いと話せる点は好感が持てる。

候補者選びのポイント

総務省から出向してきた4年間と、副知事時代の11年をどの程度評価するか?

壮年期になってからの兵庫県勤務ではあるが、延べ15年の勤務経験は評価できる点と思われる。

目立つ実績は少ないとはいえ出向・副知事合わせ延べ15年の実績は大きい。

全体的な県政を見るという点では、他の候補者の追随は許さないだろう。

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